スーパー銭湯には様々な施設が入っている。私が受けたのはその中にあったごく一般的なマッサージであった。半袖半ズボンに着替え、仰向けに寝転がると、露出している部分にオイルが塗られた。そして少しずつ体重をかけながらマッサージが開始された。オイルの香りと、他愛のない会話から少しずつ眠りの世界にいざなわれているのが分かる。マッサージも強いものではなく、ほとんど触っているだけ?のような感じだった。話を聞いてみると、強い刺激で行うマッサージの場合は体の防衛反応が働いてしまい、もみ返しが起こるそうだ。「しかし、これでは弱すぎるのでは?全く効果が感じられないのですが…」と聞くと、「大丈夫です。体のコリの部分を攻撃するようなイメージではなく、優しく話しかけるようなイメージなんです。徐々に徐々にあなたの筋肉が動いてきていますよ」正直その時は全く実感がなかった。ただただ気持ちがいいだけ。しかし、やはり気持ちがいいのでそのまま眠りに落ちてしまった。20分ほどたったところで起こされた。その頃には全てのマッサージが終わっていた。結局、香りと睡眠を楽しんだだけになってお金の無駄だったかもしれないと思ったが、その後の体の軽さは今まで経験したことがないものだった。2ヶ月ほどは体がこることもなく仕事が捗ったので、その後定期的に通うことになった。